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相続時の実家片づけ(遺品整理) 私の経験から学んだポイントとは

  • 執筆者の写真: らくだ行政書士おふぃす
    らくだ行政書士おふぃす
  • 7月20日
  • 読了時間: 6分

更新日:8月3日

相続が発生すると、特に両親の家が空き家になるケースが多く、誰も住まなくなる実家の扱いに悩むことが増えます。実家片づけ(遺品整理)は感情的な負担も大きく、何から手をつけていいかわからない方も多いでしょう。今回は、私自身の経験をもとに、相続に伴う実家片づけ(遺品整理)をスムーズに進めるための具体的な方法やポイントをお伝えします。


実家片づけ(遺品整理)

相続手続きと実家片づけ(遺品整理)の重要性


相続手続きと実家の片づけは、密接に関連しています。相続が発生すると、実家の管理が必要になります。この管理が適切に行われないと、後々のトラブルの原因となります。私の経験から、相続手続きと実家片づけは一緒に進めることが重要です。


私の実家片づけ(経験談)


母の一人暮らし


約25年前に父が亡くなって以降、母が一人で実家に住み続けることになりました。当時60代後半でしたが、元気でした。私も姉も近くに住んでいたため、隔週ほどで孫を連れて様子を見ていました。


コロナ禍、母の認知症


コロナで社会が変わる中、母の様子がおかしくなりました。真夜中に突然、姉に電話をしたり、孫の名前を間違えたりしました。認知機能に支障が出て、最終的には入院することになりました。私は当時、保健所に配属されていて多忙だったため、姉と相談の上、施設に預けることにしました。


誰も住まなくなった実家、そして招かれざる客


母が施設に入居したことで、実家は誰も住まない状況になりました。母は物を非常に大事にする人で、包装紙や紙袋、段ボールなどを全て取っておく性質でした。整然と揃えていたものが、アライグマに荒らされてしまいました。近所の方からの情報で実家を見に行くと、酷い状況になっていました。姉がネットで探した駆除業者を呼びましたが、結局、罠にはかからず、25万円を支払うことになりました。この経験から、皆さまには同じような後悔をして欲しくありません。


母の死去、相続手続き開始


一昨年の12月末、母は突然亡くなりました。父の相続手続きも自分で行った私は、母の相続手続きも開始しました。今回は2回目なので、手順が分かっていましたが、手間と時間はかかりました。家族の中で大きな問題として残っていたのが、「実家をどうするか」ということでした。


実家片づけ(遺品整理)


売却や解体に向けて、私は大量のごみを片づける必要がありました。思い出の品や貴重品の回収も行う必要がありました。特に登記簿を確認すると、父が家を建てた際の抵当権が設定されたままでした。権利証や借入金返済の書類を探さなければなりませんでした。実家は公道に接道しておらず、重機やトラックの使用も困難でした。そのため、専門業者に依頼することにしました。アライグマ駆除の際の二の舞とならないよう、3社に現場確認の上、見積もりを取り、一番安い地元の業者に依頼しました。業者は2日間にわたり丁寧に作業を行い、古い権利証や思い出の品をきちんと分類してくれました。結局、予定通り追加料金なしで作業は無事完了し、その後の手続きもスムーズに進めることができました。



実家片づけ(遺品整理)のポイント


実家の片づけ(遺品整理)は、単なる掃除や整理とは異なります。思い出や家族の歴史が詰まった場所を整理する作業です。私の経験から、実家の片づけは以下のポイントに気をつけて欲しいと思います。


1. 空き家放置のリスクを甘く見ない(害獣・防犯対策)


親が施設に入所するなどして実家が空き家になると、老朽化が進むだけでなく、思わぬ「招かれざる客」が侵入するリスクが高まります。


  • 害獣被害の恐怖:ネズミやアライグマが棲みつくと、柱や襖を破壊され、衛生被害も発生します。

  • 物を溜め込みやすい親世代:戦中・戦後を生き抜いた親世代は、物を大切にするあまり、紙袋や段ボールを保管しがちです。これらが整然と並んでいても、害獣に侵入されれば一瞬で荒れ放題のゴミ屋敷化します。


実家が空き家になることが決まったら、できるだけ早い段階で片づけを計画しましょう。放置する期間が長引くほど、建物の価値が下がり、後々の処理費用が膨らんでしまいます。


2. 片づけ前に「探すべき重要書類・貴重品」をリスト化する


実家を売却・解体する前には、相続手続きや不動産の登記状況を確認する必要があります。ゴミとして処分してしまう前に、必ず探すべき書類を明確にしておきましょう。


  • 見落としがちな「古い抵当権」:過去に借入金を完済していても、登記簿上に「抵当権」が設定されたままになっているケースが多々あります。その場合、当時の権利証や借入金返済の証明書類を探し出さなければなりません。

  • 捜索すべき重要書類・貴重品の例:土地・建物の権利証、銀行の通帳、印鑑、現金、アルバムや写真などの思い出の品


これらは大量の荷物に紛れ込みやすいため、片づけの「一歩目」として最優先で捜索・回収する必要があります。


3. 業者選びは「3社以上の相見積もり」が鉄則!


片づけや害獣駆除を急ぐあまり、ネットで見つけた業者に飛びつくのは危険です。中には、高額な料金を請求しながら適切な作業を行わない悪質な業者も存在します。専門業者へ依頼する場合は、必ず3社程度から現場確認を含めた相見積もりを取るようにしましょう。相見積もりを取ることで、適正価格がわかるだけでなく、スタッフの対応の誠実さを比較することができます。


信頼できる専門業者は、ただゴミを処分するだけでなく、家族が見つけられなかった現金や権利証、思い出の写真を驚くほど丁寧に仕分けて報告してくれます。結果として、探す手間の削減や費用の節約につながることも多いのです。


実家の片づけを終えた後に考えること


片づけが終わった後は、実家の今後の活用方法を考えます。売却、賃貸、リフォームして住むなど選択肢は様々です。家族で話し合い、将来の計画を立てることが大切です。また、片づけを通じて家族の絆が深まることもあります。思い出を共有しながら進めることで、相続の負担が少し軽くなるでしょう。



まとめ:事前の備えと、信頼できるパートナー選びがカギ


実家片づけ(遺品整理)は、体力面でも精神面でも大きな負担がかかります。特に相続手続きと並行して進める場合は、時間がいくらあっても足りません。皆さんも実家の片づけに直面した際は、決して一人で抱え込まず、信頼できるプロの力を借りながら一歩ずつ進めてみてください。らくだ行政書士おふぃすでは、相続手続き自体はもちろんのこと、実家片づけ(遺品整理)等についても、ご一緒に考えさせて頂いたり、必要なアドバイスもさせて頂きますので、是非、お気軽にご相談ください。

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「複雑・負担・面倒」を「楽だ」に変える らくだ行政書士おふぃす

​茨城県行政書士会所属(登録番号第26111764号)  代表 後藤能成

​事務所所在地 茨城県取手市井野

対応エリア  茨城県全域、千葉県(我孫子市、柏市、流山市、野田市、印西市、鎌ヶ谷市、松戸市、成田市、栄町) ※順次、全国対応予定

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